こんにちは!
株式会社GSPの井上 浩です。
たまには薬剤師らしい話を。
医薬品と健康食品の違いってご存知ですか?
簡単に言えば
医薬品・・・薬
健康食品・・食品
です。
健康食品は薬ではないので効能効果を謳えません。
最近は特定保健用食品(いわゆるトクホ)があるので
話がややこしくなります。
なのでここでは無視します。
例えばドラッグストアなどで医薬品のビタミンCと
健康食品のビタミンCが販売されてます。
何が違うのでしょう?
どちらもビタミンCです。
1番の違いは成分の含有量だと思います。
例えばどちらもビタミンCが100mg含有と書いてあったとします。
医薬品のビタミンCは、できあがった錠剤の1粒に間違いなく100mgの
ビタミンCが入っています。
一方健康食品のビタミンCは、100mgのビタミンCを使って
錠剤の1粒を作っています。
100mgを使っていますが製造段階でビタミンCの成分が分解されている
可能性があります。
よってできあがった錠剤の1粒に100mgのビタミンCが入っているのかは
わかりません。
そこが大きな違いです。
健康食品を否定するわけではありませんが、
医薬品と同程度の効果を期待するのは難しいかと思います。
健康食品を飲まれるときは補助的な気持ちで服用しましょう!